16モデルのBLACKMAX(BMAX3)を購入し、
特に不満があったわけではありませんが、
ベイトフィネスとやらが気になってまして。
アブガルシアの中級クラスであろう
ベイトフィネスに対応したベイトリール、
DECIDER7(ディサイダー7)を購入しました。
DECIDER7はAmazonで結構安く買えた
アブガルシアの公式HPによると、
定価は26,000円(税込み28,080円)ですが
Amazonで購入した価格は16,150円です。
値引き額は11,930円で、42%オフ!
シマノのアンタレスとかカルカッタを見ていると、
だんだんこの値段が安く見えてくるので不思議。
Amazonから届いたDECIDER7
さっそくAmazonの箱から取り出してみました。
今のメイン機であるBLACK MAXと同じ箱です。
ほぼ同時に友人が買ったREVOシリーズは
もうちょっとちゃんとした箱なのでちょっとガッカリ
ま、問題は中身ですよ、中身!
DECIDER7の箱をいざ、開封!
おお、ブラックマックスにはなかった、
プラケースに入ったスペアスプール(BFスプール)と、
リールオイルがいいですね。
ベイトフィネス用のシャロースプール!
ベイトフィネススプールの入ったケースは、
上下をビビビビッと引っ張れば開けることができます。
これよこれ。
DECIDER7はメインスプールに14lb(3.5号)が
100mほど巻くことができ、こちらのBFスプールというか、
シャロースプールには8lb(2号)が100m巻けます。
DECIDER7の全容をインプレッション
箱を開けるとメインスプールが装着された
DECIDER7本体、プラケースに入ったBFスプール、
そしてリールオイルが入っています。
他には説明書やら何やらがありますが、省略。
ノーマルスプールとBFスプールを比較
ノーマルスプール(14lb-3.5号を100m巻き)
BFスプール(スペアスプール、シャロースプール)(8lb-2号を100m巻き)
こう見比べてみると、REVO LTXに装着できる
別売りオプションのスーパーシャロースプールほどではありませんが、
REVO LTXに標準で装着されている8lbの100m巻きスプールと
似たようなスペックになるんでしょうね。
(ちなみにスプール形状が違うため互換性はありません)
メカニカルブレーキにはABU伝統のクレストマーク
ただの印刷っぽいんですけど、
ちゃんと削ってアルマイト加工?がしてあるようです。
あとは・・・ドラグの音が鳴る!
ギリギリグリグリと何とも言えない間抜けな音が
ドラグを緩めると鳴り出します。
メインスプールには4号ラインを巻くので、
ガチガチにドラグは絞めちゃいますけど、
BFスプールには2号を巻くので使う・・・かな?
それなりに締め込んじゃう気もしますけどね。
BLACK MAX 16モデルとDECIDER7の比較
ハンドルの長さが85mmと80mm
ブラックマックスとディサイダー7のハンドルですが、
実は見比べてみるとブラックマックスのほうが長い。
(BMAXは85mm、DECIDERは80mm)
ギアレシオ6.4:1のブラックマックスに対して、
ギアレシオ7.1:1の方が力が必要なはずです。
(ハンドル1周でスプールが6.4周と7.1周のため)
なのに、圧倒的にディサイダー7が軽く回る不思議。
REVO DEEZ6と比べても確実に軽やかな巻き取りです。
横から見ても、やっぱり造りが全然違う
圧倒的にディサイダー7のほうが作りがよく、
ブラックマックスは必要最低限かつ、
グラファイトやアルミの鋳造という感じがばりばりします。
一方、ディサイダー7はアルミ等の削り出し。
ブレーキ側はほぼ同じに見えて結構違う
最初見た時は、
「メッキ加工されてるだけか・・・」
と思いましたが、よくよく見ると実は違ってました。
ラインガイドの円筒洗浄のエグレなんですが、
よく見ると左のブラックマックスは深くて、
右のディサイダー7は浅いんですよね。
で、左サイドのふくらみもディサイダーのほうがあるのは、
マグトラックスとマグトラックス2の違いでしょうか。
スプールはシャフト的に互換アリだが糸巻き部の径が違う
実はブラックマックスにディサイダー7の
スプールを装着してみたんですが、
装着だけは問題なくできました。
ですが、スプールの外周と言うんでしょうか、
ボディとスプールの間に1mmほどの隙間ができてしまい、
そこに糸が入ってしまいそうだったので
使えそうにありませんでした。
ブラックマックスとディサイダー7のスペック比較
BLACK MAX(2016)のスペック
- ベアリング数:5
- ギア比:6.4:1
- ライン巻取量:66cm
- 最大ドラグ負荷:6kg
- 自重:202g
- ブレーキキャパシティ:16lb(4号) / 115m
- ブレーキシステム:Magtrax
DECIDER7(2015)のスペック
- ベアリング数:7
- ギア比:7.1:1
- ライン巻取量:74cm
- 最大ドラグ負荷:7kg
- 自重:184g
- ブレーキキャパシティ:14lb(3.5号) / 100mまたは8lb(2号) / 100m
- ブレーキシステム:MagtraxII
最大ドラグ負荷が1kgアップした不思議
正直、ブラックマックスのドラグ負荷6kgって
相当強いと思ってたんですが・・・
DECIDER7はそれを1kgも上回る7kgとなっていて
この穴あきスプールでいけるのか!?と思いました。
(BLACK MAXは穴あき数が少ない)
BFスプールの場合の話ですけど、
200g以上の負荷をかけて糸を巻かないで下さいと
注意書きが書いてありますからさらに怖い。
さっそく早朝、高須賀池に行って使ってみたんですが・・・
釣行記はこれから書くとして、何度か投げてるうちに
「ギャッ!」
「ドボン!」
という状況になりました。
クラッチを切って、いつものようにキャストすると、
クラッチが戻ってしまってギアがかみ合い、
水中にルアーが凄い勢いでドボンと入っていきました。
ブラックマックスを使用していて、
半クラッチ状態になったことは1度もありませんでした。
これが半クラッチ状態でリールを壊す行為
というのは↓の動画で知っていたので、
意識的にクラッチを押し込んで投げていました。
ですが、また発生してしまったんですよね。
もちろん、ワンフィンガーグリップで投げ、
スリーフィンガーグリップで巻いてますよ。
これがベイトフィネスなら別に
この型にはめ込む必要はないと思うんですけどね。
でも、ノーマルスプールでメタルバイブと
ジャッカルのデラクー投げてたので・・・
おかしい。ということで明日クレーム入れます
Amazonで購入したので、リールは精密機器ってこともあり、
メーカーの対応窓口にまずは連絡しなければいけないようです。
アブガルシアの問い合わせ窓口は、
ピュアフィッシングジャパンですが、
メールの問い合わせは受けていないようです。
ということで、さっき電話したら、
「平日の9:30から17:30に電話してください。」と
オートコールになってしまったので、
明日の仕事休憩の間にでも電話してみようと思います。
初期不良なので、調整・修理というよりも、
交換を求めることにします。
さてさて、どんな結末になるのでしょうか。
↓は後日リペアセンターに連絡し、
交換してもらった時のやりとりです。
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