今から5年前…
あるところにフロロカーボンライン6lbにスピニングリールで、ゲーリーヤマモトの4インチダブルテールグラブにジグヘッドをつけた僕がいました。
僕は釣りに飽きて、適当に投げては早めに巻いてをくりかえしていました。
そしたらあるとき竿にとてつもない衝撃が訪れました。
ぎゅーーーーん!
なんだあっ!これはただごとじゃあないぞおーっ!
いくら巻いてもドラグが出るばかり。
自慢のアブガルシアのスピニングロッドも今にも折れそうなほど曲がっています。
ジーーーーッとドラグが滑る音が続き、竿でも寄せられないのでもう自分が歩いて動くしかありません。
ちょっと離れたところでバス釣りをしていた人の目の前を横断してごめんなさいごめんなさいとい言いながら必死に巻いていました。
もう10分は格闘したでしょうか。
腕はもうぷるぷるです。
なんとかどうにかようやく水面ちかくに寄せることができました。
そこに現れたのは…
4インチのダブルテールグラブが恐ろしく小さく見えるほどの魚でした。
よくよく見てみると、凄く大きい魚のお腹のど真ん中にジグヘッドが刺さっています。
どうやって刺さるんだろう…
ここでさっき邪魔をしてしまった釣り人の方が様子を見に訪れてくれ、「ああ〜、これはハクレンだね」と一言。
と、いうことで家に帰りWikiediaのハクレンとこの写真を見比べてみたら、やっぱりこの魚はハクレンのようです。
網もなく、抱えることもできないくらいの段差が地面と水面にあったので、腕をのばしてラジオペンチで引き抜いてあげたら、元気に泳いでいってくれました。
ちなみに4インチダブルテールのサイズから割り出した体長は、やはり1メートル前後でした。
このときの出来事は一生忘れられません。
そしてあの引きも一生忘れられないし、一生味わえなさそうです。
1メートルクラスでも口に掛かればある程度泳ぐ方向などを変えて制御できますが、スレ掛かりですからね…
と、いうことで最近忙しくて釣りができておりませんが久しぶりの日記でした。
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